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野鳥千里 (野鳥と俳句)

2005年5月にデジタル化した後の、野鳥の撮影記録がメインです。2020年4月より俳句を追加。

種吐(たねは)くは眉茶じないの昼餉(ひるげ)かも

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W.tokio
のんびりしたマミチャジナイがいました。
私の見立てでは成鳥♀かと思いますが、地べたで拾い歩いた木の実を木陰で堪能し
ツグミ系には食べられない種を、ゆっくりと幾つも吐き戻していました。

DSC_2638-マミチャジナイ-B
(1)マミチャジナイ♀

DSC_2648-マミチャジナイ-B
(2)

DSC_3356-マミチャジナイ-B
(3)木陰で丸くなって緊張感がありません。

DSC_3360-マミチャジナイ-B
(4)突然大口を開けました。

DSC_3361-マミチャジナイ-B
(5)舌も出しました。

DSC_3366-マミチャジナイ-B
(6)下を向いています。私は気が付きませんでしたが、口から何か吐き出したようです。

DSC_3386-マミチャジナイ-B
(7)様子を見ていると今度は口のところにはっきりと種が見えます。

DSC_3390-マミチャジナイ-B
(8)種をもてあそぶシーンは数カットありましたがパスをして、その次のカットでは
  下嘴が大きくブレています。

DSC_3391-マミチャジナイ-B
(9)最後のカットです。マミチャは吐き戻した種を大きく飛ばしていました。
  タイトルの俳句はこの時を詠んだものです。












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苔(こけ)咥へ洞(うろ)忙(せわ)しなき四十雀(しじゅうから)

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W.tokio
先日14日に東京の桜の開花発表があったので、私も近所の桜を見てきました。
広大な場所でトータルすれば何百本もあるかと思いますが、開花具合はそれぞれでした。

DSC_3076-20230317桜-B
(1)三分咲き

DSC_3081-20230317桜-B
(2)八分咲き
  

DSC_3066-20230317桜-B
(3)花のアップ
  寒桜ですとまだ時期的に寒いので、花の蜜に集まる小鳥を見る事は容易ですが、
  ソメイヨシノの頃は鳥も活発に動き回り、花に鳥を絡める事が難しくなってきます。

DSC_3206-四十雀-B
(4)これからの画像は同日撮れた巣作りに励むシジュウカラです。

DSC_3214-四十雀-B
(5)

DSC_3224-20230317四十雀-B
(6)顔いっぱいにコケを咥えています。

DSC_3215-20230317四十雀-B
(7)飛び出し、その1

DSC_3232-20230317四十雀-B
(8)飛び出し、その2







実を付けて鶯神楽(うぐいすかぐら)咲く日かな

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W.tokio
昨日、気象庁より東京の桜の開花発表が有りました。
観測史上一位タイの記録の様です。
という事で私も草木の様子を見に行ってきました。
いろいろ見ましたが、近くでも普通に見えるウグイスカグラが、既に実を付けて
咲いているのには、春が本番になっていると実感しました。

DSC_0408-ウグイスカグラ-B
(1)数年前の3月18日

DSC_2893-ウグイスカグラ-B
(2)今日です。花は立派に咲いています。

DSC_2880-ウグイスカグラ-B
(3)花を丁寧に見ると花の基部には大きく膨らんだ実が付いていました。

DSC_2914-ウグイスカグラ&メジロ-B
(4)メジロが花の様子を見に来たかは分かりませんが、幸運にもウグイスカグラとの絡みで撮れました。

DSC_4727-ウグイスカグラ-B
(5)因みに実が熟すとこんな感じです。

DSC_9512-ウグイスカグラ-B
(6)まるでグミみたいな形で、食べるとほんのり甘いようです。





枝先に百花(ひゃっか)の香り沈丁花(じんちょうげ)

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W.tokio
今年も沈丁花(ジンチョウゲ)の季節がやって来ました。
沈丁花は春を代表する香りの高い低木で、夏のクチナシ秋のキンモクセイと共に、
三大香木に数えられています。
2月の中旬から蕾が出始め、春の陽気が本番となる今頃がちょうど満開の時期です。
俳句はタイトルの他に幾つか考えてみました。
1,沈丁花街行く人の軽やかに
2、庭先を歩き戻りぬ沈丁花
3、街角に夜風漂(ただよ)ふ沈丁花
4,沈丁花香りまとひて咲きにけり

DSC_1184-沈丁花-B
(1)沈丁花つぼみ。2月中旬

DSC_1693-沈丁花-B
(2)一部開花。3月初旬  なお、白く花のように見えるのは、花びらではなく顎(ガク)です。

DSC_2354-沈丁花-B
(3)満開に近いです。

DSC_2470-沈丁花
(4)満開。3月中旬  甘い香りが漂います。

DSC_8974-シロバナジンチョウゲ-B
(5)こちらは園芸種のシロバナジンチョウゲです。

DSC_2564-ツミ-B
(6)途中で見つけたツミです。モノトーンのような止まり木ですが、久し振りの出会いです。

DSC_2557-ツミ-B
(7)個体は虹彩が赤く羽衣は褐色味が有るので、去年生まれの♂でしょうか。





片栗の花一輪の咲き誇(ほこ)り

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W.tokio
春の陽気も本番となり、カタクリでも咲いていないかと歩き回った結果、
辛うじて一輪見る事が出来ました。
たった一輪でしたが、そこそこの大きさで存在感十分でした。

DSC_2187-カタクリ-B
(1)たった一輪のカタクリです。

DSC_2177-カタクリ-B
(2)背景を考慮して縦位置

DSC_2164-カタクリ-B
(3)草の葉y光線の加減で撮影位置が限られます。 まずは撮れて良かったカタクリです。

DSC_1562-エナガ-B
(4)付近を飛び回っていたエナガです。
  ロウバイに止まるのを期待しましたが、冬枯れた枝でした。